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お昼

色々と、考えながらも
気分転換も大事だと思うようになっていて
ちょっとした移動時間にも面倒くさがらずに、音楽を聞いてみたり
短くてもいいから、文章を読む時間を取ったりして
すうっと心が落ち着く瞬間を感じると
よかったと思う。
やっぱり、リュープリンのせいなのか、気温の変化があるこの頃は
体温調節が全然うまく行かなくて
ちょっと体調がすぐれない。
だから余計に、気持ちの余裕だけでも持っていなくちゃと思う。



仕事にお弁当を持っていく習慣は続いていて
自分でも意外だったけれど
このまま行けそうな感じがしたのと
お昼は大事な気分転換の時間だからと
思い切って塗りのお弁当箱を買った。
深い赤のつやつやの、小判型のお弁当箱は
見ているだけで心をなごませてくれる。
簡単なおかずとふりかけごはんも、不思議とちょっといいものに見せてくれて
毎朝少しだけ自分が誇らしくなる。
職場に向かうモチベーションも随分違うことに気付いて
単純だなーと可笑しくなる。

お弁当をつつむハンカチは
以前、髪の毛が抜けたときにたくさん買ったバンダナの余りを使っている。
治療中は、結局お気に入りの何枚かができてしまって
残りは引き出しの奥にしまい込まれていた。

このハンカチを買ったときには、
こんなにのんびりとお弁当を食べている日が来るなんて想像できなかった。
どんなに前が見えないと思っていても、今ここに自分がいることを
しっかり感じて、今日を生きよう。

昨日観たドラマで、人生時計という言葉を久しぶりに聞いた。
人生を一日にたとえて、年齢を3で割ると、今自分は何時ごろなのかわかる。
今の私の年齢だと、人生時計は12時ちょっと過ぎ。
それはお弁当の時間。
午前と午後の合間の、休み時間。
自分で作った分だけひいきめに、おいしい、と思いながら
玉子焼きを頬張ったりして。
周りのことはちょっと忘れてもいい。

これから、お弁当の蓋を開ける度、思い出そう。
焦らなくて大丈夫。
私の人生も、まだお弁当の時間なのだから。
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by reeelax | 2011-10-25 13:00 | 覚えておきたいこと | Comments(10)

34歳 シングル 始まりは乳がんstageⅢC。術前化学療法・部分切除・放射線治療・術後ハーセプチンまで終了。現在ホルモン療法中。自分の心と体を大事な友人のように扱いながら治療の日々を過ごしてきました。


by reeelax
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