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災害時のメンタルケア

【すべての方へ】災害時のメンタルケア(追記あり)
ブログ「水の反映」より
トラウマ療法であるソマティック・エクスペリエンス®(SE)の療法家(米国在住)から届いたサポートメールをSEプラクティショナーであり臨床心理士の藤原千枝子とSEトレーニーであり臨床心理士である牧野有可里氏がまとめたもの。


大切なあなたへ、大切なメッセージ【震災後の心理的被害を防ぐために】
NPOしごとのみらいのHP

***

私は、身内が軽度ながら被災したこともあり心配だったこと、
アルバイトも学校も休みになったので
PCやテレビから情報をめいっぱい取り込んでしまっていた。

ショッキングなマスメディアの報道と、ネットでリアルタイムでアクセスできる膨大な情報に
気づくと心が不安定になっていた。
脈拍が上がり、寝付けない。

ちょっと、落ちているかも。
何となく、危険を感じたので、我慢せずにワイパックスを服用し、
テレビを消した。

上記のリンクを見つけたので、落ち着いて読んでみた。

こんな時「自分ができないこと」を挙げて、ともすれば自分を責めたくなる。
募金ひとつにしたって、「仕事をしていればもっと多額の募金をできたのに」って。
でも
今、被災地でがんばっている方を心から応援しながら
自分の今日があることに「ありがとう」と思うことが大事
という記述を見て、
それは私がずっとやってきたことではないだろうか、とはっとした。

病気になったばかりのパニック状態の時、
PCの検索は、時間を決めてやっていた。特に夜は検索を止めて、ゆっくり好きなことをやっていた。
仕事も失って悲しかったけれど、
毎日朝がくることに心から感謝できるようになった。

そう。強くいなくてもいいから、弱音を吐いてもいいいから
毎日を淡々と受け止め、過ごすこと。
実はそれはとても難しいことなのは、経験上分かっている。
でも私は努力して、それができるようになってるはずでは。

節電のためにいつもより小さなボリュームで鳥の声などの環境音楽を流して
250円で黄色いライラックと、すみれ色の小さな花を何本かを買ってきて、いけた。

私は、体も心もまだ不安定。それを忘れちゃいけない。
だから私は私でここにいる。
良質の情報を選び取る能力を磨いて、
家族が安全でいられるようなことを教えてあげよう。

今回の復興には長い時間がかかるといわれている。
だから私にも何かできる時がかならず来るはず。
そのためには、その時まで淡々と立っていなくては。
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by reeelax | 2011-03-16 17:38 | 覚えておきたいこと | Comments(6)

抗がん剤治療中の方に水が届きますように

この度の地震で被災された方に心からお見舞い申し上げます。
ご自宅で抗がん剤治療中の方、手術直後の方で避難をされた方、本当にお疲れ様でした。
とても怖かったのではないかと思います。
ご家族の安否や、寒さ厳しい不自由な環境で心も体も落ち着かないと思います。

少しでもたくさんお水が手に入り、
抗がん剤を体の外へ出せますように。

少しでも暖かい毛布が手に入り
悲しみをこらえて
体を横たえることができますように。

深呼吸をする、少しのエネルギーが生まれますように。

心からお祈りしています。

関東地方の私は揺れを経験しただけで済んだのですが
身内が避難所へ行くような状況になり
とても心配していました。
ですから当事者の方の心を思うと苦しくなります。

ネットなどで行きかう情報として
今できることは節電と募金ということでした。
本当に心が痛みます。
私は、たいした収入がない身ですが
yahooポイントや、楽天ポイントなどから寄付を始めました。
アルバイト代が入れば、
信頼できる団体に寄付をするつもりです。
今の自分にはできることが何もないような気持ちになりますが
そうではなく、何か自分にもできるはずと考えています。

病気が分かった時
治療に立ち向かおうと決めた強さが
少しでも残っていて
支えになってくれていますように。
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by reeelax | 2011-03-16 16:22 | Comments(0)

以前の職場からの誘い

以前に勤務していた会社から、思いがけなくも連絡が来た。

また戻って来て働かないかという内容だった。

ただ、あまりにシンプルすぎるそのメールに少し警戒しそれとなく探りを入れてみると
やはりそれは正社員のオファーではなく、
アルバイトのような形で、単発のプロジェクトに参加して欲しいという依頼だった。
今、やっている事とかけもちしてはどうかということだった。

やっぱりね・・・という何か寂しいような気持ちもあったけれど
今の自分にはそういう戻り方が一番いいような気もしていた。
プロジェクトの内容も、自分の職歴が生かせる、やりがいありそうなものなので興味を持ったのは確かだ。
会社だって、様子見半分心配半分で、こういった形で声をかけてくれたのかもしれない。
以前の仕事に戻れる足がかりになるとすれば、
お金の心配を軽くすることもできるし、
いわゆる「以前の自分」に戻ることもできるかもしれないという思いがかすめた。
しばらく悩んで迷って、
信頼できる人にも相談をした。

結論として、丁重にお断りをした。

始めに思ったのは、
私が働いていたのは、とても小さな職場なので
病欠をしていた私が戻って行くとすれば、
かえってそのブランクが自分へのプレッシャーになると思ったからだ。

私は、考え方も、行動も、随分変わってしまった。
より自分を大切にする方向に変わった。

以前の自分を知っている人の輪の中に入れば
変わった部分が目立つし
変わってないように見せかけることはもうしたくなかった。

そして、次に気づいたことは
確かに仕事にはやりがいも感じていたけれど
結果的に体に負担を与えていたかもしれない職場のありよう。
週末はくたくたになっていて、目覚めれば午後だった。
おそらく基本的には変わってないはずだ。
激務に揉まれるストレスと、今、不安を持ちながらも日々を丁寧に過ごしていることの充実感
それを天秤にかけた。

以前ならば、迷ったことはとりあえず流れにのって
エイっと試して来た。
でも、今回は、迷ったから、今の状態を大事にする方を選んだ。
不安はあるけれど、興味のあることを勉強していて
新しい業界にチャレンジしようと思っている自分を大事にしたくて
家族に甘えることにした。

ここまで考えが行き着くまで、ずっとこのことばかり考えていた。
もしかしたらこれってただのつまらないプライドなのかもしれないと思ったからだ。
正直に言ってしまえば、私が一番怖いなと思うのは人の目だった。
一緒に働いていた年下の同僚の目。
私を新卒の時から知っている先輩の目。
ごく近い人はいい。信頼しているから。
でも、やはり職場はサバイバルだと思っている人はたくさんいる。
かつてのライバルのような人だって、健在なのだ。
職場だけでなく、業界内のつながりも深い仕事なので
話の種になるのが怖かった。

見た目の変わっていない私を見て
「治ってよかったね」という言葉を前提に
無邪気に「何の病気だったの?」と聞いてくる人もいるだろう。

でも私は多分言わない。
「乳がんだったんだ。でも今は平気なの」
とはきっと言わないだろう。私はまだ治療中なんだし。
変な微笑をして、お茶を濁そうと必死で、でも黙っているのは心地悪い。
職場だけではなく、取引先ともそういう話になった時困る。

なんだか、そういうのはわずらわしいと思った。
それと引き換えに得られるのは何だ?たかが数ヶ月分の部屋代だろう。
自分が望めばの話だけど、その先正社員への復帰の道を切り開いていくことも
できるのかもしれないなどと、心はぶれにぶれたけれど。
「たかが」と思うそれは、本当に自分の価値観なのか、変なプライドなのか、
見極めるのに時間がかかってしまった。

これは私の選択だし、一般的な話で言えば、元の職場に戻るのが
復帰への早道だと言われているはず。
でも今、とてもすっきりしている自分がいる。
どうしても、新しい分野への再出発をしてみたい自分が脈打っている。

仕事は大変だ。どんな場所にいても、お金をいただくということの責任は重大だから。
だったらせめて、偏見やプレッシャーからは少しだけ自由な環境で
再出発をしたいと、今は思っている。
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by reeelax | 2011-03-09 10:52 | 治療後①アルバイト | Comments(4)

ワインの箱

久し振りに整理をしようと、しまってあったものを出してきて捨てるものをまとめていた。
ワインをストックしていた箱が、色んなものの一番下にあったので空けてみた。
告知直後振りだと思う。

以前はワインが好きで、旅行先で記念に買ったりして
集めるともなく集まっていた。
ソムリエの友人に聞いたら、そこまで高級でないワインなら
セラーでなく冷蔵庫でも2年くらい寝かせておく分には構わないということだったので
冷蔵庫に入れっぱなしにしていたのだけれど
治療が決まった頃に、箱詰めにしてクローゼットの奥にしまってしまった。

乳がんとアルコールの関係は色々と語られているし
調査などもあるけれど。
告知を受けた時、自分を省みて過去の行動の色々なことを責めたものだけど
お酒もやっぱり良くなかったのかなあなどと考えたりした。
お酒の味自体も好きだったし、友人と楽しむディナーや、パーティー、
出張先のホテルのバーで、ひとりいただく一杯なども楽しく
あんなに楽しい時間だったのに、それが自分の病気の原因を作っていたかもしれないなんて
考えるだけで当時は本当に切なくて、悔しかった。

そして、抗がん剤を体に入れる間は、
体に負担をかけるようなものは避けて
力になりそうなもの、免疫力アップしそうなものをたっぷり入れて
治療を乗り切ろうと思ったので
とにかく急いで箱に詰めて、目の前から消してしまった。

久し振りに眺めたラベルはどれも懐かしく、
いただいたものは、送り主の顔を思い出したりして
ひととき、心が温かくなった。
その箱の一番底に、さらに箱に収まった一本があった。
何が入っていたのか記憶が全くなかったけれど
明けてみると、自分の生まれ年の赤ワインが出てきた。
その意外さにとても驚いたけど
確か、告知を受ける少し前、自分への誕生日祝いか何かで買ったのだったか。
もしかしたら昇進祝いだったのかもしれない。

私の生まれ年は、あまりよいビンテージではなかったようだけど
それでも買おうと思った自分がいたんだ。

今、再びそのワインと出会って。
この先、一緒にゆっくり熟成していけたらいいなと
心から思った。
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by reeelax | 2011-03-04 00:25 | 日々のこと | Comments(2)

34歳 シングル 始まりは乳がんstageⅢC。術前化学療法・部分切除・放射線治療・術後ハーセプチンまで終了。現在ホルモン療法中。自分の心と体を大事な友人のように扱いながら治療の日々を過ごしてきました。


by reeelax
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