<   2010年 01月 ( 2 )   > この月の画像一覧

国立新美術館へ

先日の投稿のようなことをつらつらと考えている間も
体の方はもっぱら忙しく出歩いていた。

そんな中でも平日の美術館は空いていて静かで好きな空間。

国立新美術館のDOMANI・明日展へ出向いた。

文化庁から海外へ研修に派遣されたアーティスト達の作品展。
絵画あり、造形あり、映像あり、小さいもの大きいもの、
コーナーごとにまったく違う作風に触れられて楽しかった。


ひとつのコーナーを見終わって、仕切られた壁の向こう側に歩んで行く時の
何とも言えないワクワク感はまるで旅のようだなと思った。
そして「好きだな」と思える作品にじっと見入っていると、
たくさんのエネルギーが浸み込んで来るような感覚があった。


そしてミュージアムショップに併設のカフェでゆっくりお昼を食べ
気に入った作家の作品集を買い、
友人カップルの結婚祝いも買って、ラッピングしてもらった。


作家の林真理子さんは、エッセーの中でたびたび
劇場などの非日常的な空間へ足を運ぶことの大切さを書いていて
それがとても印象に残っている。


場所の持つ雰囲気が、
自分のたたずまいにもよい影響を与えてくれるという内容のことを書かれていたのだけど
きっとその通りなのだろうと思う。


心を瑞々しく保っておけば
不安がやってきても優しく受け止めることができる気がする。
外見だけでなくて、心の状態も、自分で手入れしていこう。
今はそんな風にも思っている。


にほんブログ村 病気ブログへ
にほんブログ村
[PR]
by reeelax | 2010-01-26 13:04 | 前向きなこと | Comments(2)

ハーセプチン16 + 先生への「宿題」

2010年もあっという間に20日経ちました。

今年はゆっくりゆっくりの更新になると思うのですが
どうぞよろしくお願いします。

先週のハーセプチンの記録。



今回はタスオミンを3か月分処方してもらう時期と重なってもいて
久し振りに化学療法の先生の診察。


心音を聞いたり、目を見たり、浮腫チェックなど一通りあり特に問題なしとのこと。

そして私からの質問。
昨年後半に勉強会や講演会に出た中で
「私の場合はどうなのか?」と思うようになったことをいくつか。

1)ホルモン療法をしている人の中で、遺伝子的に薬が効かない人がいると聞いた。
私は遺伝子検査を受けた方がいいのではないでしょうか?
先生の意見を教えていただきたい。


2)HER2陽性だと再発のリスクが高いという調査結果があったというニュースを聞きました。
詳しく教えていただけますか?
また私がそれに当てはまる場合は、術後の検査の間隔を狭めた方がいいのではないでしょうか。
特に、こちらの病院は術後の検査の間隔が1年ごとと長いので
ちょっと気になっていました。

3)ちなみにハーセプチンの術後投与は2年に延長するべきでしょうか?
HERA studyの経過はいかがでしょうか。

→この時点の先生の考えは「1年で終了」。


4)とは言え、術前化学療法で完全奏功した場合、
予後が良いというMDアンダーソンの調査結果があるという情報を知りました。
これらを踏まえて、5年後の再発のリスクについて先生の意見を教えてください。
私と同じ状態の人間が10人いるとしたら、5年後には何人くらい再発しているものなのでしょうか。

→先生「確かに、アジュバントオンラインでは、
術前の完全奏功を加味するインプットはできなかったはずなので、文献などから考えてみる」
とのこと。

4)私はいつから職場復帰できるとみなされるのでしょうか。
(傷病手当の書式が変更になり、職場復帰の目処を主治医が記入する欄ができたので)

→これは、単に身体面だけでなく、心の部分も大事だから
私の意志を尊重して好きな時期を書きますとのこと。

来月に先生の宿題発表の時間を取ってもらい、診察は終了。


今、私の心にある気持ちは2つ。

ひとつめは、
再発のリスクが最も高いと言われる術後2年間は
なるべくストレスフリーの環境に身をおきたいということ。
つまり復職する期間を無理して早めず、
必要な治療や検査を全て終えてからにしたいと思っているということ。

会社に戻ってしまえば、頑張りすぎる自分がきっと出てきてしまう。
年収分に見合う働きをしなければ、とか、
プロジェクトをもっといいものにしたいとか、
色んな気持ちで、無理を重ねてしまうだろうと思う。
立場的にも、今までのように自分でイニシアチブを取れないだろうから
気づかれも多いだろう。
今の私は治療だって相当がんばったし、そこまでやらなくていい時のはず。



ふたつ目は、まさにこの考えと裏返しの
早めに復職するメリット。
自分の感覚的にも、ブランクが短く済むならそれはいいこと。
今後の転職などを考えても、35歳という年齢が気になる。

そして何より、独身の私にとって経済的な不安が解消できるのは心強い。
再発した時のことを考えると、何よりお金のことが心配。
HER2陽性に対応する分子標的薬は新しいものがいくつも臨床試験中だという。
心強いけれど価格の高さが問題にもなっているとか。

私が追加で生命保険に入れるようになるにはあと何年もかかる。
病友に聞いてみると、
今回救われた傷病手当は再発時も支給されることが多いということ。
それならば、支給条件を満たしておく必要がある。
つまり、今回の支給が終わった後
一定期間は一般的な被保険者で勤務していること。


この2つの気持ちのバランスが取れるところが、
復職のタイミングであり、職務内容なんだと思っている。
それを判断するためには、自分の再発リスクをちゃんと知っておいた方がいいと思った。

再発リスクが案外低いと思えれば
休職期間を「人生の一部」として考え、
ゆっくり休んだ後の復職と転職の計画を立てるだろう。

再発リスクは結構高いんだなと思ったら
職場復帰に必死になるよりも、
再発時の医療費は福祉のお世話になることも考えた上で
QOLをマックスにすることをきっぱりと優先順位にするかもしれない。


来月、先生に会うまではちょっとモヤモヤするけれど
スクーリングや病友ランチなどで、心は明るくいたいと思っている。
最近はまっている、スタバのほうじ茶ラテ(ソイミルクにしてもらい、シロップは抜き)
も心強い味方。


にほんブログ村 病気ブログへ
にほんブログ村
[PR]
by reeelax | 2010-01-21 12:21 | 術後ハーセプチン | Comments(6)

34歳 シングル 始まりは乳がんstageⅢC。術前化学療法・部分切除・放射線治療・術後ハーセプチンまで終了。現在ホルモン療法中。自分の心と体を大事な友人のように扱いながら治療の日々を過ごしてきました。


by reeelax
プロフィールを見る
画像一覧