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検査結果を母に報告

検査の結果を聞いた日の夜、母に連絡すると涙ぐんでいた。
母は、とても涙もろい人だったが、
私が治療をはじめて以来泣いているところを見なくなっていたので
感慨深かった。



一番はじめ、私ががんという検査結果を伝えに実家に戻り、
休職を考えていることや
治療にあたって転院を考えており、すでに下見を済ませたことを話した時は
2人で泣いた。

その後、転院先の今の病院の診察も
はじめの頃は先生からの説明を直接受けてほしくて、母に同席してもらっていた。
何を話しても、感情の高ぶりから涙が止まらなくなっていた私の横で
静かに先生と話す母の姿があった。

抗がん剤が始まって、ACの強い副作用に慣れぬ頃
実家に帰っていて、もどしてしまい洗面所を汚し、
思わず声を上げて泣いてしまったことがあった。
そんな時も「気にしないの、寝てなさい」と言ってさっさと掃除をしてくれた。

髪が抜けてしまうことを話した時も
「知っているわよ、パパの脱毛の時私が全部掃除したんだから。
私もショートのウイッグ欲しいのよ、一緒に買いに行く?」
と飄々としていた。



とても自然に見えたけれど
おそらく母は、それなりに動揺を見せないようにしてくれたのだと思う。
父の時は、皆でそうしていたから。



その母が、半年を経て、私の前で「よかった」と涙を見せてくれた。
母も、私と同じように、父には抗がん剤が効かなかったことを相当気にしていたらしい。
検査結果について、実感が伴わないまま話をしていた私だったけれど
こんなに安心してもらえたのかと思うと、何とも言えない気持ちになった。


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by reeelax | 2009-04-30 01:13 | 手術のこと | Comments(4)

私の手術について 先生のレコメン

先生が提案してくださったのは、部分切除&リンパ節郭清。



☆しこりが消えたので、切除する分量が少なくて済むこと。


☆放射線をきちんとかけることで、再発のリスクは私が納得できるレベルまで落とせること。
生存率は全切除と変わらないとはっきり主張。

局所再発は、放射線治療を受けなかった方に多いという事実があるので、
放射線を受ければかなり減らせる。
局所にブースト照射もする予定。
また、半年間化学療法を行って、乳房も含め全身に効果が出ていると思われる。

 
☆全切除をしても、放射線治療は必要になる。
放射線をスムーズにすすめてほしいので
体へのダメージが少なく、自分の乳房が残せるこの方法がおすすめ。


☆私の場合、化学療法は既に終わっているので、術後は
放射線をなるべく早くはじめ、スムーズに終わらせることも大事な治療の一環。
部分切除だと体の負担・回復の条件が良く、炎症や壊死で放射線を中断するリスクを最小限に留められる


☆乳輪・乳頭を残せること。デコルテも影響を受けない。


☆術前化学療法でしこりが消えた人の場合、
病理で断端陽性になる確率が少し上がるということで数字を提示してもらった。
その際は再手術。これはリスク。
組織を切り取る際は、しこりが元あった場所に薄い瘢痕が残っているので
そこを中心に、端から2cmのマージンを取っていくし、
術中に簡単だが病理も行い、断端陰性を目指す。



簡単に書くと、このようなお話だった。
あくまでも、私の体と検査結果から出てきたお奨めで
他の方には該当しないところも多いのだろうと思うけど、
病気の治療、という意味で
できるだけの手段を講じてくださることがよく分かった。

次は納得する、という作業をしようと思っていた。
納得できないなら、まだ戻れる。
瞬発力はないけど、一晩置けばおだしのように、色んな疑問がじわじわと湧いてくるはず。

検査結果を踏まえて形成の先生ともう一度話したいし
手術に対するセカンドオピニオンの手配、しようと思ってるけど。
一旦、看護師さんに相談に乗ってもらって、やることを整理することにしようと決めた。
すっかり顔が覚えられてしまった、病院のライブラリーで、また本を借りた。



帰り道では頭の中もまだ忙しく
検査結果を喜んでみたり、手術のことを考えたりとしていたが
実は前の日には質問を見返したりして夜更かしをし、朝は早起きだったために
部屋に戻るなりベッドで横になる。
母と彼に連絡しなければと思いながら、強烈な眠気で体が動かないよ・・・


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by reeelax | 2009-04-29 01:38 | 手術のこと | Comments(4)

術前化学療法の結果

外科の先生とのアポイントメントの日までは
ゆっくりとしか進まず、じれるようだった。



検査の結果の説明を受けたら、
先生から手術についてのレコメンをいただく約束だ。
結果がどうであれ、頭を切り替えて、手術についてもきるだけ話を聞いて帰りたい。



相変わらず背丈を伸ばし、花を次々と咲かせていた
ベランダのグリーンの勢いにも乗せられて
先生に質問したいことを、書き出しておいた。

選択肢に上っていた、いくつかの手術についてそれぞれ。
そして、先生のレコメンする術式について
何故それがおすすめなのかを知るための質問も。。。
レコメンではない術式と比較した時、どう違うのか、しっかり聞いてこれれば
手術への不安感が減らせる気がする。

先生達の語る言葉はいつもとてもシンプルだ。
素人の私が、所詮付け焼刃で得た情報で時間をかけてやっとたどり着く結論は
結局先生のおすすめと一緒だった、ということを、この半年間何度も体験してきた。
その中で、プロなのだこの人たちは・・・という当たり前のことが納得できるようになり
信頼が生まれた。
だからこそ、上手く質問ができれば、
返ってきた説明で
端的な先生の言葉の輪郭がはっきりとする。
自分の言葉で理解することができるから
どうでもいいかもと思うことでも、書き留めるだけはしておいた。



それでもまだアポの日は来ないので
絶対先生に聞いておかないとわからない質問と
看護師さんに聞いても答えてもらえそうな質問を仕分けてマークをつけたりして
何かやっている風なテンションをキープしておいた。
新緑の色はどこまでも爽やかで、散歩に出かけることでとても落ち着いた。



さて、やっと先生の口から聞くことのできた結果もシンプルで
目に見えるレベルでのしこりはほぼ消えましたよというものだった。



☆胸→6cmのしこりが消。明らかに生きている、と肉眼で判断できる腫瘍の所見はなし。

☆脇の転移→13の内11が消え、2つ残った腫大がどちらも5mm以下に。これはMRIでは見つからなかったが、エコーで指摘された。

☆鎖骨下の転移→消

☆鎖骨上の転移→消



よかった・・・
この間検査の最後に聞いた、エコーの技師さんのフライングは本当だったんだ。
弱い安堵感があった。



先生は穏やかに続けた。
「あとは取り出した組織を、顕微鏡で細かく見ることになりますね。
乳房には、がん細胞の死骸だけなのか、顕微鏡のレベルでは残っているのか。
脇の下も、今は転移だという判断をしているけれども、
実際には生きているがん細胞はいないという可能性もあります。
本当にがん細胞がどうなったかは、その結果を見なければわからないです。」

そう。そうですね。
理解していますということをわかってもらいたくて
そこは大きくうなづく。

頭は勝手に術式の予想に走り出していて
言葉が出てこなかった。
しこりは消えたんだから、落ち着いて聞こう。。。


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by reeelax | 2009-04-27 22:19 | 術前タキソール&ハーセプチン | Comments(14)

雨の日に、もう一度桜を-ブログトーナメント5位に感謝です

にほんブログ村のお花見記事ブログトーナメントで5位をいただきました。

4月10日「お弁当を持って公園へ

準々決勝にあたる6回戦まで、記事に投票をしてくださった方
どなたか存じませんがどうもありがとうございました。

「テスト版」という独特の響きにひかれたのと、
療養生活の中でも、桜を堪能した記念にと思って
エントリーしていたのですが
今朝結果を見て本当に驚きました。
そして嬉しかったです。



この記事には本文に続けて、
ブログで交流をさせていただいている方も素敵なコメントを残してくださり
とても暖かいものが流れているスペースになっていて
大切に思っていました。
それを含めての記事に、票を投じていただけたのだなと感じています。

心のこもったコメをくださった皆さまも、どうもありがとうございました。



256のエントリー記事には
素晴らしい桜の写真で構成されている記事がたくさんありました。
雨模様の週末に、もう一度桜を眺めるのもいいものですね。
知らない場所の、もう散ってしまったはずの美しい姿。
不思議な気持ちになります。
ぜひ、のぞいてみてください。


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by reeelax | 2009-04-25 14:32 | 前向きなこと | Comments(2)

続いてエコーへ-術前化学療法終わりの検査

MRIの後、身長や体重,心電図など細かい測定をして午前中は終わり。

見晴らしの良いカフェテリアでランチを取る。
あたたかいスープをゆっくりといただいてほっとした気持ちになる。
窓の外には空が広がっていて、少し霞んでいる。
静かな空の様子に時間を忘れそうになり、後ろを向いて壁の時計を確かめる。

お昼時だけあって、にぎやかなカフェテリアが目に入ってくる。
白衣の先生、看護師さんや制服姿の事務方の女性たち。
カフェテリアまで来られるのは余裕のある時だからなのだろう
みなさんグループで楽しそうに食事をしている。

カフェテリアを出ながら、そういうのっていいなと思った。
スタッフの人々にも何気ない日常が、ちゃんと息づいている。
何だか安心を感じる。



さて先ほどの検査棟に戻るとエコー開始。
ここの所、技師さんは女性(やはり淡々としておりかっこいい)だったが
今日は締めのエコーなのできっとボスキャラが出てくると思っていた。
ボスキャラ・・・しゃべくりさんタイプの男性だ。



姿勢を調節する間、半分世間話のようなことをしながらリラックスさせてくれる。
エコーは、午前中のMRと違って、その場である程度見えてしまうから緊張だ。
私の半年間の結果が目の前の画面に映し出されることになるが
先生の説明や対抗策抜きで、がっかりするようなものは見たくないので
視線をそちらに向けないように気をつけていた。

饒舌なしゃべくりさんその2も、ここからは静かになる。が
書類(過去の検査結果)をめくりはじめ
「あれ?しこりの場所は・・・どちらでしたか?」と聞いてくる。



はい?
そう言われましても、前回エコーをした2ヶ月程前の時点で、
外側からはもうしこりが触れなくなっていたのだから、おおよその場所しか分かりませんが・・・



しゃべくりさん2は心なしか小声で、何も見つからないので・・と言うので
半信半疑ながら、
針生検(バネ式)の針の跡があるはずだから
それを探してみませんかとご提案。

部屋の電気を明るくしてみるが、半年以上前の針生検の跡はどこかに消えており
肌の表面はなめらかだ。

ハハハ・・・とお互い苦笑いもつかの間
しゃべくり2氏は前回の検査結果の書類に何度も目を通しながら、ゆっくりと検査を再開した。



乳房は両方とも、心配することはなく、
抗がん剤の効果も引き続き出ているということだけは確認して、検査は終了。


しゃべくりさん2のとても嬉しい励ましをあまり信じすぎないようにしながら
正式な検査結果の出る日を待つことになった。
外科の先生は、何というだろうか。
しゃべくりさん2の「こんなに効いて、よかったですね」という言葉はあえて深追いしなかったけれど
耳から離れず、ただ鼓動だけが速まった。


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by reeelax | 2009-04-24 19:57 | 術前タキソール&ハーセプチン | Comments(4)

術前化学療法終わりの検査に出かける-MRI

6ヶ月間の化学療法が終了したので、検査に出かけた。



私の部屋の玄関は小さな公園に面していて
境目には濃いピンク色のカメリアの生垣がある。
散った花びらがびっしりと地面を覆っていて、鮮やかである。

今更どうこうできるものでもないけれど、ちょっと緊張する。
この結果で、手術のもろもろが動き出すのだから
時が止まっていたような、マジックタイムは終わり。
花びらの絨毯を歩いての出発は
この日の朝に思いがけず華やかな気分を与えてくれた。



私の術前化学療法の目的は
「遠隔転移の可能性をできるだけ低くすること」だった。
「胸の部分切除(温存)を可能にするため」のものとはちょっと違うものであることを了承していた。

胸の腫瘍も大きかったけれど、
何よりも、鎖骨の上下に、外からは触れないけれど
1cmを越える転移がぽろぽろ見つかっていた。

乳がんで、脇→鎖骨下→鎖骨上と転移が進めば
遠隔転移への着実なルートを辿っていることになる。

幸い、治療前の時点で、
骨シンチやCTでは目で確認できる転移は何も見つからなかったが
全身に散っているがん細胞を
とにかく叩きましょうということだった。

この辺の、診断が下った時のことや化学療法前半の話は
まだ書いていないので、いつか、整理していきたいなと思っています。



抗がん剤の効果の話に戻ると
3ヶ月前、2ヶ月前の検査では、
抗がん剤(ACとタキソール)によって腫瘍は縮小しており、
ある程度の効果は認められていた。
そして、なぜか健側の脇の下にリンパの肥大が見つかり
何でもないとわかっているものの
どうなっているのか必ず聞いておかなくては。。。



早速病院に着き、検査棟へ。診察棟とは離れているので静かだし、空いている。
検査の順番はMRI→もろもろ(肺活量、身長体重、採血など)→エコー



今回楽だったのは、
どの検査も「しゃべくり」と私が呼ぶタイプの技師さんや先生が担当だったこと。
「しゃべくり」さんタイプの方々は、この病院にはあんまりいないけど
コミュニケーション上手で、饒舌。
ビビッていますということがわかってもらえると、
それなりの話術をもって、対応してくれる。
そういう人、いますよね?



MRIにつくと早速、ウイッグはどうするべきか聞かないと。
以前MRIをやったときは転院前で別の病院だったし髪もあったから・・・

MRIのしゃべくりさんは、にこやかに出てきた。
私が「あのー、今化学療法中で・・・」と髪を指すと
「そうですね、ワイヤーなんかが入っているケースもあるから
悪いけれど、帽子だけで入ってもらえますか?その帽子なら問題ないから」と言われる。
私はハーフウイッグだったけど、確かにサイズ調整用のフックが金属だったからはずして、
バンダナを巻いた上に帽子を目深に被る。

色々制限があったとしても、どうしても素頭?で検査を受けたくなかったので
色違いの帽子やスカーフをたくさん持ってきていたけど、あっさりしたものだ。



そしてしゃべくりさんは申し訳なさそうに
「スカートのウエストの金具を見せていただいてもいいですか?」と聞く。
金具NGだけに、ウエスト部分がゴムになっているスカートをはいてきた。
でも、そのゴムの部分に小さな金属の飾りがついていたので脱ぐことに。

上半身は脱いで、下はレギンスでバスローブのような検査着を着る。

そして注射。
長い髪のクールな女性が現れる。
そうそう、こういう淡々としたタイプがメジャーなのだ。
左手の手首あたりに針を刺されるが結構痛い。
アシスタントの男性がテープなどで針を調節してくれ、大分楽になる。



さて、しゃべくりさんが復活し、耳栓を渡され色々と説明を受ける。
私は軽めの閉所恐怖症だから、緊張が高まるが
しゃべくりさんはボディーランゲージを交えて
「ダメだというサインを出してくれればすぐ検査をやめますのでね」
と言ってくれるので、納得する。
小心者の扱いが非常にお上手である。

検査機械の上に横たわるが、検査着や肌に触れる時は女性が行ってくれる。
胸の検査のために胸を差し込むときや、背中が目にふれてしまう時、
しゃべくりさんや男性の技師達はとても申し訳ながった。
診察に必死で、病院で胸を見せること自体があまり気にならなくなっていた私は
そんな自分が恥ずかしくなってしまった(笑)。



検査自体は30分位で難なく終了したが
驚いたのは同じ検査でも前の病院と色々違うものなんだなということ。
まず機械が全然新しく、内部も明るく、音はうるさくなく
(メーカーが違うのか、耳栓が進化したのか)
そして台本の違いか、マイクを通してのトークのタイミングや内容もわかりやすく
安心していられた。
前の時も悪くはなかったけど、良い方に違うのは、いいことだ。

前の病院も、有名な病院だったけれど
所変われば、良いところも悪いところも、気にしていないところすらも変わるのだな。。。



長くなりましたので続きは次回に。


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by reeelax | 2009-04-24 00:09 | 術前タキソール&ハーセプチン | Comments(2)

私の副作用の記録 ウイークリータキソール(パクリタキセル) 

ウイークリータキソールの副作用を記録しておきたいと思います。
(治療の全体スケジュールはこちら

【薬剤】
タキソール (パクリタキセル)


【回数】
計12回  (3ヶ月間)
毎週1回の点滴を3週間続けたら、1週休み、を繰り返します。 
私の場合は白血球の低下により、9回目と10回目の間の休薬週は2週間にしました。

また、9回目からはハーセプチンを併用しています。


【副作用】在宅中心での日常生活はほぼ普通に送れました。急な副作用もありませんでした。

顕著な順に

0)点滴中の強い眠気 

アルコール分のある液体で薬を溶かしているためにアルコールを飲んだ時のようになります。
私の場合は強烈な眠気。うつらうつらして気持ちの良い点滴タイムです。
1回目、2回目くらいは点滴が終了してからも眠気は続きました。

1)手足のしびれ

タキソール投与4回目からゆるいしびれが足のつま先→かかと→土踏まずなど全体に広まる。

しびれはゆっくりだんだん強くなるので、ある日突然痛みで歩けなくなるというわけではない。

ヒールなどの固い靴を長時間履いていると、しびれがつらい。
ムートンのブーツやゆるめのスニーカーなどがお奨め。
とくに冬は、スポーツ用の厚手のソックスで足のショックを和らげると楽。
はだしでヨガをする時、片足のポーズなどはしびれで踏ん張りにくいので
ちょっときつくなるときがある。


手のしびれは、指先が少しむくんだように感じ、ピリピリ感あり。
PCのキーボードは問題ない。

やはり温めると良いようで、湯船につかった後オイルマッサージをすると次の日楽になる。



2)関節痛

投与2日後~5日目。私は膝、足首が顕著。次に腰と脛。
タキソール初回から6回目までは痛みがわりと強く、
投与3日後や4日後は痛み止めのロキソニンを飲んでいました。

タキソール後半は、しびれがメインで痛みはあまりなし。

      


3)投与翌日に軽い動悸



4)爪の変色

タキソール9回目あたりから
手の爪の3本ほどに赤茶色の横じまが入るも
ベースコートと濃い目のネイルでカバー。
12回終了するころに、横じまが入っていた爪の内2本に、爪と指の間から少し出血があり。
まだ爪ははがれていません。

投与11回目以降は、手の爪が強く押されると痛むので
固いプルトップを開けたり、皮の固いオレンジなどをむくのが難しく感じ、道具を使いました。
足の爪は変化なし。


5)ホットフラッシュ


6)疲れやすい


【骨髄抑制】
骨髄抑制が起こる薬です。
私は、化学療法中白血球2000台前半をうろうろしておりましたが、
最後の血液検査が1700だったため、2週間休みました。


【脱毛】
先にはじめたAC療法から継続して脱毛。髪の毛はウイッグ使用。
タキソールが始まってから1月くらいで眉毛の抜けが増えてきた。
2ヶ月くらいで眉毛もまつ毛も抜けました。

現在、タキソール終了2週間経ち、眉毛、頭髪とも少しですが生え始めました。



【まれに起きた副作用】
耳鳴り



【起こらなかった副作用】
発熱、嘔吐、味覚障害。


【副作用対策に家で服用した薬】
-ロキソニン→痛み止めとして
-芍薬甘草湯→しびれ対策、一日3回


<感想>
多少の痛みや痺れがありましたが、日常生活にほぼ支障がなく、ありがたかったです。
ACに比べとても楽でした。
効果については、あらためてまとめたいと思いますが
タキソールも私には効果があったようです。


 
毎回の投与時の記録はページ左側「カテゴリ」の
術前化療 タキソール
術前化療 タキソール&ハーセプチン
からご覧いただけます。


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by reeelax | 2009-04-22 19:31 | 術前化療 タキソール | Comments(6)

父の月命日

今日病院のラウンジで、相席だったことを先ほど書いたけれども
その内のひとりがパジャマを着た男性の方だった。

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by reeelax | 2009-04-22 01:01 | 日々のこと

ハーセプチン(7)&女子発見???

毎週のハーセプチンの点滴。

気分を変えてみようと、午後遅めの時間帯に予約をお願いしてあった。
朝起きて、妙に余裕があるのは若干嬉しい。
冬の間は夕方暗くなってから移動するのを避けるために、朝イチで出かけていたので新鮮。



午後は、やっぱり年齢層が若返る。
ひとりで行動している風な20代~40代らしき人たちがちらほら。
患者さんの証のカルテやらカードを持って歩いている。
化学療法中とわかるキャップスタイルも多く、視線こそ合わせないけれども親近感が湧く。



点滴の順番が来るまでの間、ラウンジでお茶を飲むことに。
混んでいるので、見ず知らずでも皆仲良く相席。
抗がん剤の副作用や体の痛み、
手術の跡をかかえてがんと向き合う人々が集団で静かに飲み食いしている。

通院しはじめて間もなくの頃は、自分が目立っているのではと気に病んだりもしたけれど
近頃はそういう風に全然思わなくなった。
皆さんご自分(やご家族)の治療で一生懸命なんだという
当たり前のことがわかるようになったから。

ごくたまに自分より明らかに年若い、化学療法中の方を見かければ
「私もがんばろう」という気持ちをもらうので、
もしも私を見てそう思ってくれる年上の方がいるなら、それは悪くないと思う。
病院くらいでしか、若いと言われないんだから、とこの間も看護師さんと笑ったばかり。
自分の心の中に、あきらめとは違う何かが育ちはじめているのを感じる。
気持ちの浮き沈みを繰り返しながら、時間とともに何かが変わってきている。



さてテーブルでは聞くともなく会話が耳に入ってくるが
皆さん冗談抜きで結構リアルである。
その会話の表情だけ見ていたら、まさかそんな内容を話しているとは誰も思わないだろうと思う。
さすがに専門病院だと思いつつ、
そうやって現実を受け入れ、包み込む強さにまた力をもらって点滴室へ向かう。



今日は右腕から。
ハーセプチンだけなので、リクライニングチェアへ。
今日は、今まで取ったことのない血管が、なぜか青く浮き出ており
触ってもはっきり感じられるらしく、そこに針を刺してもらった。
「何故だろう?」「暖かくなったからかな?」「タキソール終わったから、血管も元気になって来たんですね」とほがらかな看護師さんが気分を上げてくれる。

薬を持ってきてくれた看護師さんも喜んでくれ、
こういう細かな気遣いに支えてもらっているなとありがたく思う。

点滴時間が終了し、カーテンを開けて靴を履いていると
通路を挟んで向かいのブースで、先生の白衣の向こうに年が近そうな女性の姿が見えた。
直後にカーテンが閉まってしまったので靴紐を結んでいると、
今度はその隣のブースが開き、華奢な靴にお洒落なタイツの脚が出口に向かって行き
「ありがとうございましたー」という高い声が聞こえた。


女子(おそらく)を2人も見かけてしまった。
乳がんかどうかとか、そういうことはあまり関係なく、闘う仲間に会えたような・・・
ひとりではないと感じる安心。
免疫力アップ、いただきました。


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by reeelax | 2009-04-21 21:18 | 術前化療 ハーセプチン | Comments(10)

青い鳥

ステンドグラスの教室に出かけた。
前から、ガラスという素材が好きで
切子からマリングラスまで、光の調子で色々な表情を見せるのが面白いと思っていた。



前もって作りたいモチーフの希望を出すことになっていたので
小鳥を選ぶ。
青いガラスを使って青い鳥をつくり、願い事をかけたらいいかなと
小さな思いつきにわくわくしていた。



行ってみたら、青いガラスは残念ながらほとんど用意されていなかったので
別の色のタイルをいくつか選ぶことに。
乳白色がかったピンクのグラデーションとうぐいす色。
ついこの間まで目を楽しませてくれた葉桜の色のコンビネーションにした。
ガラスにはマーブルの模様が入っており、見ているだけでもきれい。



慣れないながらも作業を進める。
ガラスの周りに銅のテープを巻いたり
「半田ごて」を使って金属を溶かしてガラス同士を接着したり
初めてのことばかりで集中力が必要。
窓を大きく取った工房は、明るく静かで居心地は良い。
飾られているたくさんの作品に、光が差している。



ガラスのかけらから、いびつながらも、小さな鳥の形が出来上がってくる。
接着剤の役目をする、高温の金属が、水銀のようである。



インストラクターさんが、最後に金具を手早く取り付けて、リボンを通して完成。
どこかにつるすことができるようになった。

今、大変な思いをしている友人と、そして自分のために素早く願う。
それぞれにとって、一番満足できる選択が、できるようにと。
○○するべき、とかいう言葉に惑わされることなしにね。

べき論は、時にとても苦々しい。
満たされているのは、発言者の幼稚な自己顕示欲だけだろう・・・そんな風に思うことがある。
こと病気との付き合いに関して
べき論はきれい事と同じ意味を持つことがあると感じるからだ。
今日もどこかで誰かにべき論を振り撒く人よ、
それが相手その人にとって最優先事項であろうか?本当に?と悲しみさえ覚える。
中途半端な知ったかぶりで得意になるのは浅はかで
個人への思いやりを示す場ですることではない。
そして命の前では、ミスリーディングですらある。
思いを語るのなら、もっともっと相応しい舞台とオーディエンスが別の場所に用意されているのに
なぜそこで・・・と思うとつらい。


(普段ブログで仲良くしてくださっている方にはそんな方いらっしゃいません!念のため・・・)



想像するに余りある友人の気持ちを思うと、何かせずにはいられないけど
今は願うことから始めたい。小さいなあ。
でも、一緒に治療の日々を闘って行きたいって心から思っているよ。
いつでも、あなたの選択の味方でいたい。
私達が、いつまでも、明日を向いて過ごして行ける様に。


青くないけれどのどかな小鳥は、窓辺に飾られ明日の朝の光を待っている。


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by reeelax | 2009-04-21 01:04 | 病気のこと | Comments(4)

34歳 シングル 始まりは乳がんstageⅢC。術前化学療法・部分切除・放射線治療・術後ハーセプチンまで終了。現在ホルモン療法中。自分の心と体を大事な友人のように扱いながら治療の日々を過ごしてきました。


by reeelax
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