カテゴリ:Book - 日々( 8 )

1ヶ月のパリジェンヌ

少しずつ暖かくなってくると、旅に行きたくなってくる。



そんな気持ちにぴったりの本を見つけた。

1カ月のパリジェンヌ

平澤 まりこ / 主婦と生活社



ある女性が、1ヶ月パリに滞在した時の日記。
カフェでどうにかランチをしたり
家飲みでガールズトークをしたり、
職人さんに弟子入りしてみたり。

作者の平澤まりこさんはイラストレーター。
本はカラーで、イラストや写真がコラージュブックのようにレイアウトされている。
パラパラとめくるだけでも、華やいだ気分になれた。

しばらく本は図書館で借りるだけだったのだけれど
この本は衝動買いしてしまった。



ベッドサイドに置いて、寝る前や朝にちょっとずつ読んでいると
心が軽くなる。
私の大好きなピカソ美術館も出てきたし
カフェの大盛りのサラダの話も、思い当たる。
マレにあるあのカフェでキヌア入りのサラダをまた食べたいな。
パティスリーで
砂糖漬けのオレンジにチョコをかけたものとか、ハート型のパイなんかをひとつずつ買って
食べながら川沿いを歩いたっけ。

今まで旅といえば「次はいつどこに行こう?」ばかりで
行った旅の記憶を掘り起こすということはあまりなかったけれど
たまには、アルバムのファイルを開けてみようかな。
忘れていた、小さい思い出がたくさん見つけられるかも。



・・・それにしても、
もし1ヶ月どこかにステイするとしたらどこがいいかなあ・・・


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by reeelax | 2010-03-06 01:13 | Book - 日々 | Comments(5)

食事の前ののみもの

週末は病友さん達とお食事へ。


早めに用意ができたので
電車の時間まで駅ビルで時間つぶし。

旅行のお土産などをいただいたお返しに
ちょっとしたお菓子などを見繕う。
小さなものだけれど、箱にリボンをかけてもらう。
開封前のちんまりとした贈り物の姿は
包み紙の折り目も清潔。
程なくして自分の手を離れていくものだから
手提げを何度も覗き込んでしまう。



まだ時間があまっている。
ちょっと思いついたことがありワインショップへ。
ここはカウンターでグラスワインが飲めるようになっているのに
少し前から気づいていた。
ワインはアルコール度も高いから、
飲み始めると止まらない私は随分お休みしていたけれど
アペリティフにグラス1杯くらいならば。

まだ外は明るく、遅い午後の日差しはあめ色だ。
そんな中でキリリとした白を飲めたら楽しいかも。
カウンターの表示を見ると、何となく思っていた土地の銘柄が偶然にもメニューに。
神様からOKを出された気になって
誰もいない白木のカウンターに座った。



食事の前の一杯、というのには特別な思い入れがある。

小学校に上がったばかりの頃読んだ立原えりかの童話に
魔法使いのまごむすめ(と言っても結構大人)が出てくる話があり、
あるミッションを完了してお家に帰る時
「今から帰れば食事の前ののみものに間に合うかもしれない」
と言うシーンがあった。

ばら色の物を必ず身につけていなければいけない、という決まりのある
まごむすめのワードローブは素敵だったし、
私にとっては大人の女性のイメージのたくさん詰まった大好きな本だった。



子供の私には、なぜ食事の前に飲み物を飲むのかさっぱり分からず
それでもどんな飲み物だったら素敵かを一生懸命想像したりしていた。

その後大人になると
食前酒というものの存在を知り、
あのお話の「食事の前ののみもの」とはこれであったのかと気づいた。



というわけで、食事の前の一杯をいただく行為というのは
私にとって憧れの女性に近づくための自己満足の極みのようなもの。
目の前に注がれた若い白を大事に飲んだ。
お店の方に、病気をして、ワインをいただくのはとても久し振りであることなどを話すと
その方は職業柄飲み過ぎてしばらく入院しており、
やはりしばらくワインをお休みしていたことなどを教えてくれ
久々の一杯を一緒に喜んでくれた。


All or nothingな線引きにこだわらず
飲みたければ、ちょっとだけを楽しみながら。
そうやって、好きなものはあきらめずにいるのも
前向き気分でいるために大事なのかもしれないね。


さすがに、その一杯でかなり良い気分になって
涼しい電車の移動時間が、丁度良かった。
病友さんたちとのお話もはずんで楽しい一晩だった。


---

まほうつかいのまごむすめ (旺文社ジュニア図書館)

立原 えりか / 旺文社


現在絶版とのこと。



今日のワイン。
とても若いからいわゆるしゃばしゃばで酸味強め、なのだろうけれど
軽いのみ口で明るい時間に飲むにはくっと行けた。
香りはちゃんとトロピカルで、これが効いているのかもしれない。→これ


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by reeelax | 2009-08-24 17:41 | Book - 日々 | Comments(4)

やめる力

図書館の本のオンライン予約をよく利用しているんだけど
新しく入ってきた本をチェックしていたら

「やめる力」という何だかすごいタイトルを見つけて、即借りてみた。

やめる力

マツダ ミヒロ / 中経出版



新しいヒントをもらうと言うよりは
治療をはじめてから、体得していったことと共通する部分が多くて
さらさらページをめくっていく感じだったけど


「あきらめる」をやめる。
「頼んでみる」をはじめる。

「なんでも引き受ける」をやめる。
「断る」をはじめる。

「たくさん応援しなければいけない」をやめる。
「1分だけでも応援する」をはじめる。

「完璧を求める」をやめる。
「毎日できること」をはじめる。

みたいなことは、
文字で読むとやっぱり納得納得・・・という気持ちになった。



一番心にひっかかったのは


時間も、お金も、自信もあったとしたら。
何の制限もないとしたら
あなたは何をやりたいだろうか。

という問い。



今、改めて考えてみると
我ながら意外な答えが浮かんでくる。。。


平凡な毎日でも
こうやって自分の心を見直して
私らしく、心地よく暮らしていけたらいいな。


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by reeelax | 2009-08-18 20:28 | Book - 日々 | Comments(10)

図書館へ避難

あまりに暑くて図書館へ。

心がなごみそうな本を見つけた。

かわいい手づくり雑貨 1000の手芸 (くりくりの本)

くりくり編集部 / 二見書房



小ぶりの本で、1000個のかわいい雑貨が載っている。
パラパラめくるだけで、小鳥とか、マトリョーシカとか、刺繍もので溢れていて
ページのレイアウトもお洒落な感じ。

こういうのがつくれる、手先の器用な人は本当にすごいなあ~と思う。



こちらも綺麗だった。

優しいリボン刺しゅう―ステッチの数々と図案

小倉 ゆき子 / 日本ヴォーグ社



リボン刺繍という手芸があるのも初めて知ったけど
色合いが美しいし、センスのある図案で見とれてしまった。

リボン刺繍のページはこちら

ゴージャスというよりは、可愛らしい感じがいいなと思う。
糸でやる刺繍より太いし、映えるから、ちょっとだけ、やってみようかなと思ったりもする。
サテンのリボンの手触りとか、好きだし
オーガンジーのリボンも女性らしい。

写真を見ていると、
小さなバラのステッチでもリボンを使って刺すと様になっている。
こういうのひとつだけ覚えても使えそう。Tシャツの裾とか・・・


傷も何とか回復してきて
通院の間隔が開くようになってきたのは嬉しいのだけれど
そのかわりに、また、自分でガーゼを交換することになってしまって
これが相変わらず気力を消耗する。
放射線の先生との診察の予定もまだ見えてこなくて、
忘れてしまいそうになる。。。

ここで、あまりテンションを下げないように
自分の時間は、好奇心の赴くままに
ゆっくり過ごしていこう。


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by reeelax | 2009-06-25 00:03 | Book - 日々 | Comments(2)

シャツワンピ選びに思うこと

今シーズン、シャツワンピがINなのはラッキーだなと思う。
前開きで、ゆったりしたシルエットのものもたくさんあるから
今の私でも、無理せずに着ることができるし
お店で試着だってできる。



どのお店をのぞいても売っているので
選ぶ楽しみも味わえる。
休み休みではあるけれど、いくつかのお店を回ってみる。



少し前に手に入れたものは
白と淡いブルーグレーの細いストライプのもの。
ウエストに細い細いベルトがついていて
裾がふんわりと広がっている。
ベージュのクロップトパンツに、白いスニーカーを合わせて出かける。



同じシャツワンピでも、
仕事に着ていくためなら、全然違うデザインを選んでいただろうと思う。
白とラベンダーのストライプだったり
クレリックタイプなら、ボディーがネイビーとかラズベリーみたいなぱっきりした色で
もう少しタイトなシルエットのものを
手に入れている気がする。
足元も、トウはオープンになっていない
割ときっちりしたサンダル(でもヒールは高め)なんかを
合わせているんじゃないかな。



そこまで想像できるのに
今の自分はそういう気分ではなくて・・・
前開きという条件以外にも
ほっとするような色や、優しい着心地を求めて、洋服を選んでいる。


新しい基準で出会う、私の新しい服。
こういうのも、面白いな。


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by reeelax | 2009-06-01 20:45 | Book - 日々 | Comments(2)

ヨーガンレールの社員食堂

冬は越したなあ、春だなあと思える
よいお天気の朝。
あたたかいので窓を大きく開ける。
ベランダの鉢植えの花に
ななこエンジェルという名前のものがあるのだけれど
花びらの部分がドライフラワーのように少し乾いた感じなので
風に揺れるとシャラシャラという音がしてくる。


甘いものが食べたかったので
朝ごはんはパンケーキにしようと昨日の夜から決めていて
牛乳はないので豆乳を使って
レーズンをたくさん入れて
バナナをすりおろして加える。
焼きたてはふわふわで、幸せな気分になる。
小さな満足感。
今日はあと何を作ろうかな、と考える。


今、こんな本を読んでいて、献立の参考にとぱらぱらめくる。

ヨーガンレールの社員食堂

高橋 みどり / PHP研究所




ヨーガンレールの社員食堂のメニューが
写真つきで1日1ページで紹介されている。
それが1年分。

大皿に、5品くらいのおかずが乗っていて
玄米ごはんとお味噌汁やスープと一緒に供される。
うらやましい・・・

すごいのは、毎日ベジタリアンメニューだということ。

車麩のてりやき
ひじきとセロリのマスタードあえ
長いもと梅干のまぜごはん

などなど、
さり気ないけれど自分では絶対思いつかないメニューが
簡単な作り方と一緒に紹介されている。

私はベジタリアンではないけれど
どれもおいしそうなのでつい見入ってしまう。
季節の野菜がふんだんに取り入れられているので
メニューに困ったら、その時の日付を開いてみるのもいいかもしれないと思う。

食堂の責任者の方が、
どのように献立を考えているかが書かれているページもあって
「こころがけているのは、毎日だいたい同じ人が食べるのだから
店とは違う家庭のように日々変化のあるものにしたい、ということ」
と言っているのでもわかるように、
ほっとするようなあたたかさがあるのに、毎日どこか目新しさがあってすごいなと思う。


試しに図書館でかりて来たけれど
あらためて買ってしまうかもしれない。
私にはいい勉強になりそうだから・・・


今、たくさん時間があるうちに
野菜のお惣菜のレパートリーを充実させたいな
そんな野望も生まれる、素敵な本だった。


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by reeelax | 2009-03-10 20:37 | Book - 日々 | Comments(6)

シンプル&ラグジュアリーに暮らす

お気に入りのベッドルームが一番くつろぐ。
だったらベッドルームをふたつつくってしまえ。

そう思った女性のお部屋が紹介されている。

シンプル&ラグジュアリーに暮らす

木村 里紗子 / ダイヤモンド社



ベッドルームの使い分けは、ウイークデイ用と週末用とのこと。
ホテルのように、
リッチな素材感のそれでいてすっきりとしたベッドリネンやインテリアでうっとりとしてしまう。
季節ごとに色合いを変えてスタイリングしてあって見ごたえがあった。
秋のミルクティー色のグラデーションのお部屋はとても穏やかな気持ちにしてくれそう。
シースルーのシフォンの、ギャザーをたっぷり寄せたカーテンから見える光の雰囲気が好き。

新鮮だったのは、「パジャマクローゼット」の提案。
今の私の生活でもエッセンスが取り入れられたらなと思った。
仕事をしている時と違って、部屋で温かくリラックスできるパジャマが一番大事な時だから
チェストに押し込むのではなく、たくさんのスペースをあげてもいいかもしれない。
今クローゼットの中で幅を利かせている私のジャケットやスーツは
しばらく実家で大人しくしてもらおうか。

かわりに
決して高価ではないけれどあたたかいガウンや、
何度も水を通して着心地の良い、コットンのワッフル生地の長袖T。
スモーキーなピンク色が気に入っている柔らかい上下。
ハンガーに吊るしたら、ちょっと良いかも。
クローゼットを開けると広がる柔らかい色は、心地良いかも。

著者の女性は福岡にあるインテリアショップのコーディネーターだそう。
「おうちじかん」の内田彩仍さんも福岡の方だったはず。
療養生活に入ってから、心地よさを探していて出会ったものにつながる地、福岡。
独特の美意識やライフスタイルがあるような気がして
想像が掻き立てられます。一度も行ったことがない土地だから・・・


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by reeelax | 2009-01-12 23:07 | Book - 日々 | Comments(0)

心がゆったりする読書の時間-暮らしのおへそ

幸運なことに、歩いて2分程の所に図書館がある。
ネットで予約ができ、
市内の全ての図書館から取り寄せてもらえるので
存分に利用している。


暮らしのおへそ―THE STORIES OF 13 PEOPLE AND THEIR EVERYDAY HABITS (私のカントリー別冊)

主婦と生活社



色々な人の毎日の食事や、家事の温かい一こまが紹介されている。
私の好きな「バッグの中身」や「あの人のスケジュール帳」もある。
使い込まれた革製品や、ナチュラルな布小物などが並んでいて
ひと時、別人の人生を楽しむような気になる。
柔らかい雰囲気の写真にもほっとした気持ちを味わう。

日々の暮らしを慈しんで楽しむこと。
この本に紹介されているアーティストやスタイリストもそれを大事に思っている。
共感できる。

本当はこんな本が大好きだったし、
日々を慈しむ生き方も素敵だと思っていたことを思い出した。
けれど忙しい日々の中、限られた読書の時間は
ビジネス書だったり、啓発本だったりの「攻め系」がほとんどだった。
仕事の世界で、プロとして成長したいと思ってやってきたことなので後悔はしていないけれど、
本当の私の心は、少し我慢していたのかなあ。

今、心のままに好きな本を手に取り
(しかもタダで。これ重要です。こういう本て意外とお高いものです)
穏やかな満足感を味わえることはとても幸せ。
ありがとう。

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by reeelax | 2009-01-09 14:24 | Book - 日々 | Comments(0)

34歳 シングル 始まりは乳がんstageⅢC。術前化学療法・部分切除・放射線治療・術後ハーセプチンまで終了。現在ホルモン療法中。自分の心と体を大事な友人のように扱いながら治療の日々を過ごしてきました。


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