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ハーセプチン(2)&手術のこと

白血球がついに1000台後半に落ちていたので
タキソールは今回お休みで、ハーセプチンのみの点滴。

休薬週をはさんでいたのに白血球は回復のスピードがゆるかったようで
今までで一番低かった。
5ヶ月以上もスケジュール通りにこなしてきたけど
このところ2000台でじりじりと下降していた。
さすがに薬も溜まってきているのかな。
今まで頑張ってきてくれた体に感謝しつつ来週に期待。

ハーセプチンは
前回(初回)のように点滴中に震えと熱が出ることもなく60分+αで終了。


今日は外科の先生とも話す時間があり
今までで一番落ち着いて手術のことなどについて話すことができた。
今の段階では、大きく分けて4種類ほどの手術法の可能性があるということで
それぞれに対して先生の今の見解などを聞く。

私も気になっていることを質問。
今の病院でできる手術、そうでない手術などが分かるので
セカンドオピニオンの病院選びに役立ちそう。

術前化学療法の最終的な結果を見て、私の希望も合わせて決めることになる。

「私の希望」は何となく見えているけれど、
判断のための情報が圧倒的に足りない。
診察の後ライブラリーコーナーでそれらしい本を選んでみる。

乳がん診療ガイドラインの解説―乳がんについて知りたい人のために (2006年版)

日本乳癌学会 / 金原出版




科学的根拠に基づく 乳癌診療ガイドライン2. 外科療法 2008年版

金原出版




患者さんのための乳房温存療法ガイドライン―正しい理解をもって治療を受けていただくために

金原出版




今までは、目の前に起こっている検査や点滴、
ひとつひとつを乗り越えるのが精一杯で、
その気持ちをキープするために、手術のことを考えることを避けていた。


それでも、ブログを通じて出会った方々の記事を読ませてもらう内に
手術のことについて自然に学べたので先生とも話すことができたし
気持ちも付いてきた。
今なら、手術のページをきちんと見ることができるし
自分のために知りたいと思える。
仲良くしてくださってる方々に感謝の気持ちで嬉しくページをめくる。


そこに、通院治療室のナースが通りかかった。
「りらさん何してるの~?」
「手術の日程が決まったので勉強しようと思って」
「そうなんだ、良かったね。
りらさんは乳腺の☆☆さん知ってる?」
と私がいつもお世話になっているナースの名前を聞く。

☆☆ナースは、乳がん看護認定看護師で、歳もたぶん私と同じ位の人。
私が治療のためにこちらの病院に移った初診の時から親身になってくれて
ドクターの診察の後、いつも時間を取って話を聞いてくれたり、元気付けてくれた大好きなナース。

「手術のことについて色々相談に乗ってくれるし、時間とってもらったらいいわよ。」
と、彼女が時間の余裕のありそうな曜日を教えてくれる。

それは良いことを教えてもらった。
次に外科の先生と話すのは1ヶ月ほど先だから
その前に☆☆ナースに時間を取ってもらうことにしようと思う。


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by reeelax | 2009-03-17 22:31 | 術前タキソール&ハーセプチン

34歳 シングル 始まりは乳がんstageⅢC。術前化学療法・部分切除・放射線治療・術後ハーセプチンまで終了。現在ホルモン療法中。自分の心と体を大事な友人のように扱いながら治療の日々を過ごしてきました。


by reeelax